今日の午前中は教科書をもとに、「老化の理解」「認知症の理解」を勉強しました。
ミャンマー人も同じで、歳を重ねると経験値が高くなるが、頑固になる。
身体は動かないけど、言葉(年下への指導、注意)は多くなるようです。
ミャンマーは若い人でも仏教徒が多いので、信仰心も目上の人に対する尊厳も日本人以上に持っています。
日本人への指導とは違い、分かりやすい日本語で、尚且つ端的に理解させないといけないので、老化とは?への答えは、 身体の機能↓ 心の経験、言葉の多さ↑ とお伝えしました。
「認知症の理解」は王道の話をします。
今日の朝食は何を食べましたか? 献立を忘れるのは「物忘れ」朝食自体食べたことを忘れるのが「認知症」です。とこれまたシンプルにお伝えします。
私が実習生、技能者に介護を教える時は、基礎中の基礎しか教えません。
応用や、細かなことは、採用先の施設によっても考えや詳細な技術、業務が違いますので、すべてをおしえると、日本入国して勤務したとき大変になります。
例えは悪いですが、私の色や考え、やり方まで教えないようにしています。
私の仕事は、白いキャンパスまでを作るのが役割で、そのキャンパスに色を付け絵を描いていくのは、採用先のスタッフ、役員の皆様、そして日本での経験を重ねながら、外国人介護従事者自身が描くことだと考えます。
今日の午前で、教科書の内容は終わりました。
午前の休憩時間には「紙皿運びゲーム」をしました。
4人×4チームで、一人一人が人差し指だけをだし、その上に紙皿を置いてゴールを目指すゲームです。
ゲームをすると個性がでますね😊
リーダーシップを発揮する人、応援する人、勝ちたくてちょっとズルをする人。
ゲームが進むにつれて、ちゃんとみんなで話し合い、持ち方の改良や、声掛け等、早くゴールする為に、チーム連携ができていました。
色々な性格が見えて、とてもよかったです。
介護現場のチーム連携にも通じるところがありますね💛
午前にすべての座学が終わりましたので、ゲーム第2弾で「伝言ゲーム」をおこないました。
日本語の文章を一番目の人から最後の人まで正しく伝わるかです。
そしてその言葉を日本語で正しく書いてもらいます。
8人×2チームで競いました。
お題「いぬとねこ」 Aチーム「いもうとがねこ」 Bチーム「いぬとねこ」◎
お題「さかなをフライにしてたべます」
Aチーム「さかながふらいでとびます」 Bチーム「さかなをプライでたべました」
お題 「にほんのふじさんはきれいです」 A/Bともに正解
他にもたくさんの伝言ゲームをしましたが、途中から「伝言ゲーム」が「相談ゲーム」になっていきました💦
みなさん、たくさん笑って楽しんでくれました!
実はこの伝言ゲームもひらがなの理解、主語、述語、文法が理解できていないと正確に書けないゲームです。
遊びを通じながら、覚えていくことも取り入れています😊
最後に明日からの実技に向けての説明です。
明日から、実技室にて介護技術の練習が始まります!
*ちなみに私が履いているのは、民族衣装の「ロンジー」です。
筒状の布をお腹あたりで縛って着用します。とても快適です。
スカートの解放感に似てるかもしれないです。
ただし、結び目がとれると、パンツ丸出しになる危険性があるので、時折、ロンジーを
足で引っ掛けないか心配になりました💦
2日目の研修を終了して、明日の実技に向けた材料の買い出しです。
↓アイマスクとボディーたわしです。
何に使うかは、また3日目のブログをご覧ください💛
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