~2024年 世界にやさしい安曇野へ~
日本語deスピーチ大会&対話会が、長野県安曇野市で開催されました。
安曇野市で介護員として勤務している、ベトナム人特定技能者のⅬさんが、大会に出場しました。
テーマは「日本人のやさしさ」
Lさんは、在日年数3年です。
来日して間もない頃、道に迷っているときに「大丈夫?」「一緒にいこうか?」と見ず知らずの方が声をかけて心配してくれたそうです。
とても些細な事…けれど、今でも印象に残っている出来事だそうです。
彼女の言葉は、「感謝」、「思いやり」、「あたたかさ」といった言葉がたくさんありました。
高齢者の方の「いつもありがとうね」「疲れてない?大丈夫?」「ゆっくりやろうね」
そんな温かい声がけに、【おもてなし】という言葉の意味を、深く感じるそうです。
会場には、多くの来場者が観覧してました。
対話会では、発表者への激励や質問の声が、積極的にありました。
例えばこんな質問
Q.「日本語の勉強はどんなことが難しいですか?」
A.「そうですね。漢字と文法が難しいです。」
A.「音読みが難しいです。」
A.「発音やアクセントですね。」
そうなんですよね。日本語は、とても難しいですよね。漢字、ひらがな、カタカナ…
それらを学び、「思い」を言葉にして、文章にして、伝えるなんて、改めてすごい事ですね。
こんな質問も。
Q.「日本の文化で、好きな事はありますか?」
A.「祭りや、花火が好きです」
A.「日本の料理が好きです」
A.「着物はステキです」
A.「相撲が好きです」
A.「日本人は時間をちゃんと守ります。」
A.「ごみを分別するのはとてもいいです。また、もしごみ箱がなかったら持ち帰ります。」
外国の方が、日本のいいところをたくさん見つけて、感じて、伝えてくれる。
「日本にきてよかった」「日本はいいところ」「日本に住み続けたい」
そう思ってもらえるように、迎える側のわたしたちこそ共存意識を高めていきたいです。
彼らの文化を知って、いいところをたくさん見つけて、感じて、仲間や家族に伝えていきたいですね。
ベトナム、インドネシア、ネパール、中国、フィリピン
多国籍のかたの、いろんなお話が聞けて、とても楽しかったです。
Lさん、お疲れ様でした。
これからもあなたと一緒に